マグネシウムの主な働きと不足によって起きる主な疾患

意外と見落としがちなマグネシウム。

それでいてマグネシウムはとても大切な働きを持っています。

全部を書くと本1冊分になってしまう。。。というよりも『奇跡のマグネシウム』をぜひ読んでください

箇条書き抜粋しますと

マグネシウムの働き

マグネシウムは主に体内の組織細胞で機能しATP(アデノシン3リンサン)と結合して

身体の活力を生むエネルギーの源を作り出している。

ー中略ー

生命の基礎であるRNAとDNAにとってATPとマグネシウムが不可欠の存在である。

マグネシウムの働き

(1)温調節など、大部分の体内の化学反応の触媒作用においてマグネシウムは酵素を助ける
共同因子である

(2)マグネシウムはエネルギーを作り出し、搬送する

(3)マグネシウムはタンパク質の合成に必要である

(4)マグネシウムは神経信号の伝達を助ける

(5)マグネシウムは筋肉弛緩を助ける

マグネシウム不足による主な疾患

1.不安神経症とパニック発作
通例としてマグネシウムは副腎ストレスホルモンの制御を助ける。

2.ぜんそく
マグネシウム欠乏に伴い、ヒスタミン産生と気管支けいれんがともに増大する。

3.血液凝固
マグネシウムは血液凝固の抑制と血液の濃縮を予防するのに重要な役割を果たす。

4.腸疾患
マグネシウム欠乏は腸機能を低下させ、便秘の原因となり、
それにより中毒症状を示すこと、栄養の吸収不良、あるいは大腸炎を起こすことがある。

5.膀胱炎
マグネシウム不足により膀胱痙攣が悪化する。

6.うつ病
気分を高揚させるセロトニンは、マグネシウムに依存性を持つ。
脳にマグネシウム欠乏が起こると、アレルゲン、遺物の影響を受けやすくなり、
稀には神経障害に似た症状を引き起こすことがある。

7.解毒作用
マグネシウムは毒物やアルミや鉛といった金属の体外排泄に不可欠である。

8.糖尿病
マグネシウムはインスリンの分泌を促進し、糖の代謝を助ける。マグネシウムがないと、
インスリンはグルコースを細胞に伝達することができない。そのため、グルコースとイ
ンスリンが血中に蓄積され、さまざまな組織損傷の原因となる。

9.疲労
マグネシウム欠乏症患者は疲労を感じやすいのが通例であるが、
これは何十にも及ぶ酵素系が機能低下状態にあるからである。
マグネシウム欠乏症の初期症状の一つが疲労である。

10.心臓疾患
マグネシウム欠乏が心臓疾患を持つ人に共通してみられる。
病院では急性心筋梗塞と心不整脈に対しマグネシウムが投与される。
他の筋肉と同様に、心臓もマグネシウムを必要とする。
狭心症と胸痛の処理にもマグネシウムが使用される。

11.高血圧
マグネシウムが不足すると、血管がけいれん状態になったり、
コレステロールが上昇したりすることがある。いずれもが血圧障害をもたらす。

12.低血糖症
マグネシウムがインスリンを制御している。
マグネシウムが欠如すると、低血糖症状が発現する。

13.不眠症
マグネシウム欠乏により、睡眠を制御するメラトニン産生が阻害される。

14.腎臓疾患
マグネシウム欠乏は、アテローム性動脈硬化を伴う腎臓疾患の原因となる。
マグネシウム欠乏は脂質レベルに異常をきたし、腎臓移植患者の血糖調節機能を低下
させる。

15.片頭痛
セロトニンのバランスはマグネシウムに依存している。
セロトニン欠乏から片頭痛やうつ病が発症することがある。

16.筋骨格性症状
結合組織炎、線維筋痛、筋肉けいれん、瞼(まぶた)けいれん、生理痛、
首や背中の慢性痛がマグネシウム欠乏に原因することがある。

17.神経障害
マグネシウムは、片頭痛、筋肉収縮、胃腸のけいれん、ふくらはぎ、足、
つま先のけいれんなど、全身の末梢神経の障害を緩和させる。また、
目まいや錯乱といった中枢神経系症状の処置にも用いられる。

18.産科的障害と婦人科的障害
マグネシウムは月経前症候群や月経困難症の予防を助ける。
また、不妊症治療に重要であり、期外収縮、子癇前症、および妊娠子癇を緩和させる。

19.骨粗鬆症
見合った量のマグネシウムを与えず、カルシウム吸収を促進するべくカルシウムに
ビタミンDを併用すると、さらなるカルシウム欠乏の原因となる。
これが発端となって、骨量減少をもたらす現象を次々に引き起こす。

20.レノー症候群
マグネシウムには、指の疼痛やしびれの原因となるけいれん性の血管を弛緩させる
働きがある。(レノー症候群=冷感などにより手足の小動脈が発作的に収縮し、蒼白
チアノーゼ・発赤・冷感・痛み・蟻走感(ぎそうかん)などの現象が起こる病気)

21.虫歯
マグネシウム欠乏により、唾液中のリンとカルシウムのバランスが正常でなくなり、
そのために歯が損なわれる。個人的にはここに歯肉炎と歯周病も加えておきたい。

鎮痛剤・利尿剤・抗生物質・コルチゾンといった薬品は、そのうちの多くが上記の症例に
不適切に用いられているが、そのためさらにマグネシウムやその他のミネラルが減少し
各症状をまったく手に負えない状態としている。外科手術・栄養失調・3度火傷・重度の
外傷・膵臓疾患・肝疾患・吸収不良疾患・糖尿病・ホルモン失調・がんはすべてが重篤な
症状でいずれもがさらに多量のマグネシウムを必要とする。

と書いてあります。(一部省略)


あおい歯科クリニックはIAOMTのプロトコールに準じたアマルガム除去。
切削量の少ない削らない虫歯治療(ドックベストセメント、カリソルブ)、点滴療法、水素吸引、プラセンタ、プロバイオティクス・サプリメント外来・栄養療法外来も行っています。
お口の中から全身の健康を考えるあおい歯科クリニック


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