安全なアマルガム除去の基準

アマルガム除去がらみの歯科医院のHPを色々見ていたら中途半端なアマルガム除去をしているところが結構あったので書いてみます。

何を以て安全な除去と言えるのか?
それが問題です。

自称『安全』は論外ですが
よくあるのがラバーダムというゴムのカバーと口腔外バキュームという
大型の吸引器だけをつかって除去を行うというもの。
これだけでは危険です。いや、最低限度の安全基準かもしれませんが
万が一の事は全く考えていません、術者の安全を考えていません、スタッフの安全を考えていません。

削りかすも問題ですがそれ以上に水銀ガスの発生が大問題です。
この辺りは以前のブログで書いていますので見ていただければ幸いです。
ラバーダムも安全なアマルガム除去では特殊な掛け方をします。
万が一水銀ガスを吸い込んだ時の為に点滴を落としながら除去をしていきます。
血液検査のデータを見ていきます。

カバーして、点滴落として除去するだけでしょ?という先生がたもいます。
準備や、やること自体は大した事ないかもしれませんが・・・いやいや大変ですよ。当院では準備に30分かかりますから!
アマルガムの人体に対する影響をどれだけ知っているかという点も大事だと思います。
そこに理念と信念がなければやってはいけないと思います。
私も最初のころはアマルガム除去をした後は疲労困憊、汗だくになっていました
削りかすのひとかけらでも、水銀ガスの1μmgでも
体内に入れないようにと考えながらやるとものすごく疲れます。

ですのでこれを保険診療の範囲内で行うのは無理です。

困るのは今まで、アマルガム治療をやってきた先生方ですね。
自分で入れておいて今更危険だから除去するけどお金かかるよとは言いにくいですもんね。
サービスでやるか、見て見ぬ振りするか、安全だと言い張ってアマルガム治療を続けるか
になると思います。サービスの上限がラバーダムをかけて、大型の吸引器で吸うというところだと思います。思い切って安全なアマルガム除去を行っている病院に除去を頼むという選択肢もあるとは思いますが、それも実際問題としてはやりにくいでしょうね。
ですので患者様自身にアマルガムについて正しい知識を持ってほしいのです。
程度の差こそあれ軽度の水俣病状態になっているのですから。

患者様の口の中を見て、アマルガムの危険性を話してもピンとこない方が大多数です。
保険でやっててなんで危険なの?何でお金がかかるの?と言われる方もいます。

将来社会問題になって『あの時何で言ってくれなかったの?』と言われたくないので、
除去するしないにかかわらず真実を話させていただいています。

除去を希望する方は除去の方法、除去の料金が一つの目安になるとおみます。
ラバーダムのカバーと封鎖を十分にやる。点滴をする。大型の吸引器で吸う。術者はガスマスクを使うというのは基本になると思います。HPで安全なアマルガム除去をやっていますというのを見て
電話で内容を聞いたら除去料が500円だったのでやめたという話も聞きました。
500円じゃ無理です。

本当に安全と言える除去を行っている歯科医院は全国でもまだ10軒もないのではないでしょうか?出来れば水銀ガスメーターを持っている歯科医院をお勧めします。


あおい歯科クリニックはIAOMTのプロトコールに準じたアマルガム除去。
切削量の少ない削らない虫歯治療(ドックベストセメント、カリソルブ)、点滴療法、水素吸引、プラセンタ、プロバイオティクス・サプリメント外来・栄養療法外来も行っています。
お口の中から全身の健康を考えるあおい歯科クリニック


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