アルツハイマーは予防も治療もできる?

11月4日の日曜日はサプリメント会社のヘルシーパスさん主催の認知症予防セミナーに行ってきました。


認知症にも色々な種類があります・・・

一番有名なのはアルツハイマー型ですがあとはレビー小帯型・・・これは聞いたことがあると思います。ほかにも脳血管性、前側頭型,アルコール性、プリオン性、正常圧水頭症、ビタミンB12欠乏症などなど・・・アルツハイマー型は50%、レビー小帯型が20%、脳血管性が15%で3大認知症だそうです。アルコール性、B12欠乏性は防げそうですよね?プリオン型はクロイツフェルツ・ヤコブ病でその原因の一端は狂牛病といわれ、一時期は牛肉の輸入が禁止になりました。

認知症の種類
アルツハイマー型
レビー小帯型
脳血管性
前側頭型
アルコール性
プリオン型
正常圧水頭症
ビタミンB12欠乏症

アルツハイマーの原因は・・・

 

いままではアミロイドβがアルツハイマー型の原因ではないかといわれていました(アミロイド仮説)が、どうにも怪しいという事が年々強く言われてきていました・・・そうすると何が原因なのか?こちらを読むとよくわかると思います

アミロイドβが認知症の原因…とは断言できない理由と溜めない方法

 

運動不足、過度の炭水化物、睡眠不足、カビ、ストレス、砂糖、タバコ、アルコール、水銀・・・これら・・・歯科につながりますね。

当てはまらない人いないんじゃないかな?

カビは・・・お風呂や冷蔵庫もそうですけど、良かれと思って食べているナッツ類!これ、気を付けてくださいね。


治療法がない?

アルツハイマー型は36の穴があり一つの薬で一つの穴を埋める感じらしいので全部を補っていくのは無理があるそうです。


リコード法とは・・・

知りたかったのはリコード法でした・・・

いわゆるアルツハイマー型認知症の予防と治療の方法


アルツハイマー病真実と終焉 “認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム [ デール・ブレデセン ]

今までのアルツハイマーの薬では基本的には治すことはできない。
徹底的に検査をしていって生活習慣を変えていきましょう!

って事でいいのかな?

血液検査を詳細に行って、VB12、VB6、葉酸、ホモシステイン・・・メチレーションと絡んできますね。それとVD、甲状腺検査・・・歯科とつながりますね。それとAPOE遺伝子検査というのが大切になってきます。


アルツハイマー型認知症の要因

認知症でも一番ポピュラーなのがアルツハイマー型です。

要因としては

1.炎症型

2.萎縮型(栄養不足)

3.毒物型

に分かれるそうでして、これら3つとも実は歯科と大きくかかわります。

1.炎症型⇒歯周病、根尖病床(根の病気)

2.萎縮型(栄養不足)⇒歯周病、虫歯、口腔乾燥・・・その他

3.毒物型⇒アマルガムなどの口の中の詰め物全般


治療と予防は・・・

基本的には日常での予防が大事・・・40歳過ぎたら注意していきましょう

予防、治療(語弊があるかもしれませんが)は食事と運動と睡眠が大事

運動

ここでは詳しくは書きませんが・・・週何回かの運動・・・運動と認知症というのも関連づいているようですから適度な運動というものが必要でして、デスクワーク中心の生活はやはり意識して運動が必要になってきます。歯科も思いっきりデスクワークですからね。気を付けないといけませんね。できないならば例えばラヂオ体操をするとか、ウォーキングといったものでもやっていけるといいですよね。特に朝のリアルタイムでのラヂオ体操は朝日を浴びるというメリットもありますから^^

指先を鍛えるというのもボケ防止で昔から言われていますがいいみたいですね。ピアノやギターなど楽器をやるのもいいと思いますし、脳そのものを鍛える
囲碁や将棋、チェス、オセロ、麻雀・・・こういのもいいかと思います。読書も大事・・・本を読む気にならなくなってきているのは認知症チェック項目の一つになっています

早寝早起きの生活習慣

睡眠時無呼吸症候群が今でも社会的に問題になっていますけど、睡眠学会というのもありますが睡眠歯科学会という歯科に特化した学会もあります。よく言われているのは寝る前までスマホ、PCを触らないという事。ブルーライトが睡眠を妨げます。

食生活・・・

食生活の指導は歯医者さんが得意なはずです。

加工食品を極力避けていくのは当然として

肉、脂、炭水化物、どれが多すぎてもよくないみたいで、結局はバランスのいい食事をしましょうという事になっていきます。○○食がいいという事はなく、個人個人で違っていきます。

歯医者さんだからこそできるところがあると改めて思いました。

こうしてみると昔ながらの生活が大事なんだな~~と思います。便利すぎる社会が逆に認知症を増やしていってるのでは?


もうちょっと詳しく・・・

炎症型ではTNF-α、ホモシステイン、ビタミンD,コルチゾール、

萎縮型ではインスリン低下、ビタミンD低下、ビタミンB12低下、甲状腺

毒物型では亜鉛低下、甲状腺、水銀

ここはアマルガム、歯周病、虫歯、口腔乾燥といった歯科とも深くかかわっています。

これらは歯科にとってもとっても大事な項目です。ここの数値が悪いと歯科的にも虫歯や歯周病のリスクが高くなってきます。つまりどんなにがんばって歯科治療をしてもなかなか改善しない場合はここをチェックする必要があるわけです。次回詳しく書きますが歯が少なくなると認知症リスクが上がるといわれています。ここで重要なのは歯が少なくなる要因と認知症になる要因では共通点があるという事です


一番は食事を大切に・・・

1型、2型、3型とあって一番多いのは2型だそうです。2型は栄養に通じていますのでそこを注意していく・・・

栄養を大事に・・・

って今までさんざん勉強して発信していたことですよ、これって・・・

脂や油の事とか、炭水化物、砂糖、タンパク質・・・実行していくには色々な事が絡んでいくのですけど大事なのはまず第1になるべく自然なものを食べていく

加工食品は手軽で保存も効き、見た目もきれいですが食べやすいように柔らかく煮込んであったり、変色しないようにリン酸塩が入っていたりしてあります。またおいしく感じるように砂糖もたっぷり使われています。日ごろから加工食品に頼らないような食生活を送りたいものです。リン酸塩については後日また別で書いていこうと思います。

次回歯科と認知症の関係について書いていこうと思います


あおい歯科クリニックはIAOMTのプロトコールに準じたアマルガム除去。
切削量の少ない削らない虫歯治療、プロバイオティクス・サプリメント外来・栄養療法外来も行っています。
お口の中から全身の健康を考えるあおい歯科クリニック

 


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