歯磨き粉の使い過ぎが虫歯を招く?

久しぶりに歯科の話題・・・でも全身の話も・・・
口と全身は繋がっている・・・当たり前だけどね・・・
今日のはずーッと前から書こう書こうと思っていたネタ・・・先日娘の授業参観で漢字パズルみたいな事をやっているクラスがあって
その中でこんな行がありました。
『食後に歯を磨く生活習慣を身につけると、虫歯にならない』
これって実はとっても危険なんですよ?
歯磨きすれば虫歯にならないって・・・
一番大事なのはやっぱり砂糖を控える事ですよ
さてさてこのタイトル、えっと驚く人もいるでしょうし
歯磨き粉メーカーからは文句が来るかもしれませんね。
歯磨き粉の主な成分は・・・
基本的には研磨剤と発泡剤と保湿剤、それらを繋げる結合剤、それにフッ素など色々な
薬効を加えています。
まず研磨剤・・・
リン酸水素カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム等がありますが
この水酸化アルミニウムが問題!

いやいや問題ないという方もいらっしゃいますがアルツハイマーの原因のひとつとも言われています。制酸剤にも使われていますが胃からの吸収よりも歯肉からの吸収の方が問題と思われます。
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail970.html

そして発泡剤として入れられているラウリル硫酸ナトリウムが問題です。
簡単に言っちゃうと台所洗剤と同じ成分です。
安く作られるのでこれが用いられるのですが・・・
台所洗剤で手荒れを起こしている方、少なくないと思いますがこのラウリル硫酸ナトリウムが
犯人です。
そしてなんとなんと・・フケが凄くてシャンプーをいっぱい使う人いませんか?
ラウリル硫酸ナトリウムが入っているかもしれません
このラウリル硫酸ナトリウムが必要以上に油成分を奪ってしまうので皮膚の乾燥、炎症促進させてフケ症を増進させている可能性があります。毛穴も炎症を起こすので結果抜け毛に繋がりやすいとか???
それとゆっくりお風呂につかってからボディーシャンプーで体を洗っている方も
いると思いますが毛穴が広がった状態でこれを使うとラウリル硫酸ナトリウムが皮膚から
吸収されてしまいます。肌荒れが気になってボディーシャンプーを使うとかえって炎症が強くなることもあるのでご注意ください。またラウリル硫酸ナトリウムという表示がなくてもSDS、SLS、トリエタトルアミン、TEAなどと略されてあることがあるのでご注意を!

さてさてお口の話題!!

ところが口の中は粘膜なのでもっともっと炎症を起こしやすくなっています。
さらに粘膜から体内に吸収しやすくなっています。

このラウリル硫酸ナトリウムはタンパク変性を起こしやすいです。
つまり歯茎はタンパク変性を起こして炎症を起こして腫れて、
ラウリル硫酸ナトリウムは体内に侵入していきます。
さらに唾液成分のムチンを攻撃するので虫歯にもなりやすくなります。
最も最初のターゲットは心臓らしいですが、もっと危険ですよね?
それと眼にも影響しているらしく白内障の原因にもなるそうです。ドライアイの原因にも
なっていそうですよね。

以下添付させていただきます。
一部の市販の歯磨き剤に含まれているラウリル硫酸ナトリウムは、口内粘膜から吸収しやすくダイレクトに血管に入って、15秒で心臓に達します。あるいは目の裏にたまったり、肝臓や女性の場合は子宮等に蓄積します。そして最近若年性白内障が多くなってきていますが、それも歯磨き剤が原因の1つだと疑われています。最近の若者に味覚障害が多いのも、歯磨き剤の合成界面活性剤が舌の表面の味蕾細胞を溶かし破壊しているのが原因だと言われています。
環境ホルモンなんて恐くない!快適に暮らすための安全マニュアル
石井 佐知子著  合成界面活性剤の恐怖3 歯磨き剤の章より引用

胃とか腸に行ったら胃粘膜腸粘膜の炎症につながるかもしれませんね。
フッ素も決して虫歯予防だけの効果だけではありません。副作用もありますから今の段階では大量に使わずにほどほどで使うのが賢明かと思います。

そして虫歯予防、歯周病予防には何よりも砂糖製品、お菓子系、小麦粉を練ったものを食べないようにすることです。

では私がどのような歯磨きの仕方をしているかというと、高濃度の次亜塩素酸水、コンクールといううがい薬を使いながら歯磨きして仕上げに乳酸菌タブレットを舐めてそのまま寝ちゃいます。
歯磨き粉は多分週に2回ぐらいしか使いません。
次亜塩素酸水、コンクールも決して問題がないわけではありませんがこれは7月の実践講座の時にお話しできれば・・・と思っていますが大体の歯医者さんは知っているよね?
歯磨き粉は良さげなのがいくつかありますのでいずれ紹介できると思います。
市販品でもラウリル硫酸ナトリウムを使っていないものがありますので気になる方は
探してみてください。
ゴールデンウィーク前にカプセル状の薬を買って何気なく・・・今までは添付文書はななめ読み程度でしたが、読んでみたらなんとなんと、カプセルの成分にラウリル硫酸ナトリウムが使われているじゃありませんか???
何故ゼラチンだけで作らないんだ???
作れないのか?
目に入った場合は大量の水で洗う事になっているのに胃粘膜は大丈夫なのか?
などと心配になってきたのですが?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%83%AB%E7%A1%AB%E9%85%B8%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
他にはつぶつぶが入っている歯磨き粉もありますけどあれも危険です。
インプラントが入っている方、歯槽膿漏の症状の強い方は歯茎を腫らす原因になりかねないのでご注意を。ヤニを取る系の歯磨き粉も歯肉はもちろん歯の表面も傷つけないかと心配です。
歯垢を分解する歯磨き粉も試験管の中に歯垢とその歯磨き粉を入れてよく振ったら分解しましたという程度ですからね。
物を食べたあと口の中の状態がどうなっているかですが最初は磨き残しという感覚です。
これは次亜塩素酸水のうがいや歯ブラシだけで結構落ちてくれます
それがやがて歯垢(バイオフィルム)という形になります。
バイオフィルムになると普通のうがいだけではなかなか落ちにくくなります。
エピオスウォーター(POICウォーター)はバイオフィルも分解してくれるそうです。
歯ブラシでしっかり落とす事になりますがそこに歯磨き粉は必要ありません。
それが固くなって歯石になります。歯石は歯ブラシでも落ちなくなりますので歯科医院での除去が必要になります。ここでは歯磨き粉は役に立ちません
歯磨き粉を使う場所がないでしょ?
歯磨き粉はあくまでおまけです。
大量に使うと前述した成分が悪影響になりますので使うとしてもほんのちょっとで構いません。いっぱい使うと磨いた気になるばかりか泡立って時間をかけて磨けない事になります
そこに歯磨き粉は必要ありません。あくまでおまけと考えてくださいね。
そうそう、乳酸菌の歯磨き粉というのがあるんですけど、うがいして吐き出したらあんまり意味がないんじゃないかな?などと思っていましてこの辺りはメーカーに聞いてみようと思っています。ドラマでもCMでも歯磨き粉をニュル~~っと出しますがこれは演出の為、たくさん使って欲しいためですからね。我々はほんのちょっと使えば十分です。
多くの歯科医院にもおいてある歯磨き粉の裏です

歯槽膿漏予防とか言っておいても歯槽膿漏予防とか言っておいても
確かこの裏がこの写真(だったかな?)“確かこの裏がこの写真(だったかな?)

この歯磨き粉もこの歯磨き粉も
やっぱり入っているラウリル硫酸塩やっぱり入っているラウリル硫酸塩つぶつぶ歯磨き粉は危険ですつぶつぶ歯磨き粉は危険です
乳酸菌の歯磨き粉・・・乳酸菌の歯磨き粉・・・
他の歯磨き粉よりは全然いいみたい他の歯磨き粉よりは全然いいみたい


あおい歯科クリニックはIAOMTのプロトコールに準じたアマルガム除去。
切削量の少ない削らない虫歯治療(ドックベストセメント、カリソルブ)、点滴療法、水素吸引、プラセンタ、プロバイオティクス・サプリメント外来・栄養療法外来も行っています。
お口の中から全身の健康を考えるあおい歯科クリニック


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