ビタミンB1の事をいくつか書いていきましたが・・・
書いていく上で森鴎外とか高木兼寛、鈴木梅太郎とかそこは外せなかったわけですが・・・
オーソの世界で有名な小池雅美先生とB1の話題をちょこっとやりとりしていました。
森鴎外じゃつまんないという事で月刊小池・・・
こういうのをやっているんです。
そこでチアミンの話が出たらしいです。
チアミンってビタミンB1の事です。
月刊小池ってこんな感じで月一回、土曜日に開催しています。
興味のある方はどうぞ・・・
ない方も内容はみてくださいね~興味わくと思います。
Contents
勘違いではないけれど・・・
江戸時代・・・江戸煩いや大阪腫れという名前で脚気がはやりました
これは白米文化、砂糖の流通・・・
多分自分が思うに徳川吉宗の頃から大流行したのでは?と思っていたのです。
何故って?吉宗って砂糖の栽培を奨励したから。
そこから和食の文化が変わったといわれています。
甘くして保存がきく状態になってしまった日本料理・・・
因みに和食の真髄は瓢亭にありと美味しんぼで出ていますよね?
でも実際は元禄の頃だから綱吉・・・吉宗よりも前ですね
何が原因だろう?原因は白米だけ?
白米文化以前から脚気はあった
さて、脚気そのものの病態は日本書紀にも書かれているらしくかなり前から悩まされていたようです。それこそ卑弥呼の時代から貴族階級の方々は脚気の兆しがあったとか?
そうなるとここで疑問が・・・
飛鳥、平安時代ってそんなに精米技術高くなかったよな?って・・・
多分白米とは言わずとも玄米か良くて7分付米だよな?と思うのです。
そうなると他に原因が?
ここで8月に小池先生がお話ししたチアミナーゼっていうのがでてきます。
蚕の幼虫を食べるとビタミンB1不足になる・・・
蚕の幼虫って食べるんですか?貴重なたんぱく源だったのかな?
中華料理ではあるらしい・・・日本でも佃煮でだべるのかな?
蜂の子は?カブトの幼虫は?これらもB1不足になるのかな?
そして魚介類もチアミナーゼが入っているらしいです。
なるほど!!生魚と白米の組み合わせ!!
これで脚気がはやったんでしょう、きっと・・・
江戸時代は人が沢山集まっていたので生活排水が魚の餌
なので脂ののったお魚が東京湾(江戸前海)にはわんさかいたそうです。
まあ、天然の養殖場みたいな?
で、魚の生臭さをとるために濃い口しょうゆになっていったと・・・
《チコちゃんに叱られる》でやってましたね
カタクチイワシにも・・・
ハマチの養殖ではカタクチイワシを与えると死亡率が上がったとか?カタクチイワシって、アンチョビですよね?酒のつまみとか、ドレッシングでサラダにかけてたりしてますよ?海外ではアンチョビの塩漬けをパンにはさんで食べたり・・・
実は・・・知ってる人もいますけどブロイラーの餌ってカタクチイワシを乾燥させて粉砕したものが配合されているんですよ・・・
魚介類の多くがB1を壊すって・・・
カタクチイワシだけじゃなくてアサリ、ハマグリ、エビ、カニ・・・これらもチアミナーゼ含まれているらしく・・・
ぼのぼのちゃん、ぴーんち!
縄文人も貝塚とか・・・魚介類のごみ箱
ハマグリの貝殻とか多いんですよ
つまり、縄文時代から魚介類を食していた日本人はB1不足との戦いだったのかもしれないですね。まあ、魚介類は生で食べた場合という注釈が付きますのでさほど影響はないと思いたいですけどね。貝塚は加工工場跡地という説があって
加工した魚介類を山の幸と交換していたという説もあるんです。
意外と身近なチアミナーゼ
いや~~チアミナーゼって結構身近ですね
豚、牛、鶏のエサにもカタクチイワシが入っているから
なんとB1強化型になっているらしいし・・・
豊臣秀吉も?
オーストラリア南北横断したパーク・ウィルズ探検隊は
B1不足の食事にデンジソウを食べていて脚気で死んじゃったとか?
豊臣秀吉、B1不足説ってのもあるらしく・・・
晩年の某尺無人ぶりはもしかしたら・・・と思わせますね。
チャンジャとビールがヤバい?
で、チアミナーゼが多い場所って筋肉部分より内臓らしく・・・
つまり酒盗と焼酎とか、うるかと冷酒とか、チャンジャとビールとかって
ビタミンB1を思いっきり消費分解する食べ方なのかもしれないんです(>_<)
とは言え、そんなに食べるものじゃないですよね?
回転ずしブームが・・・
回転ずし屋さん、いまだに大盛況らしく・・・
(キュウリが大好物のお店を除く?)
白米でB1不足して生魚でB1壊して、更に食後のデザートでB1不足、コーヒーでB1壊して・・・わらびもチアミナーゼ入っているらしいですからわらび餅とかって・・・(;゚Д゚)かもしれません。
これも内臓だとたくさん入っているけれども身の部分はそれほど入っていないから大丈夫!!と自分に言い聞かせましょう(笑)
というよりも現代の食生活そのものがB1不足とチアミナーゼで脚気になる可能性がかなり大きい気がします
謝辞・・・
今回のブログは小池先生のセミナー画像を一部使わせていただきました。
対策としては・・・
B1単体ってのもありますけどほかのビタミンBと相互的に働きますので総合で入れたほうがいいのかな?B不足で起こる病気はありますけどB過剰では体外に出してくれますので・・・
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