サプリメントービタミンB総合ー

ビタミンBは単体で入れるよりも総合で入れたほうが吸収率が上がります。

この説明がとても難しいんです。

簡単に書けない

ビタミンBはビタミンB1,ビタミンB2,ナイアシン（B3)、パントテン酸（B5)、ビタミンB6、ビオチン（B7)、葉酸（B9)、ビタミンB12の8種類あります。これらが単体で働いたりお互いに補酵素としています

ので

	効果	不足	多く含まれる食べ物	一日必要量
B1 （チアミン）	糖質および分岐脂肪酸の代謝	脚気、乳酸アシドーシス、ウェルニッケ脳症神経痛筋肉痛、関節痛、心臓肥大等		通常；１mg 軽度欠乏時；５～10mg、重度欠乏時； 10～50mg以上
B2 (リボフラビン）	脂肪、炭水化物蛋白質の代謝や赤血球の形成、甲状腺の正常な活性の維持	口内炎、口角炎、皮膚炎、てんかん		通常；1.5mg 欠乏時；５～10mg
ナイアシン (ビタミンB3)	糖質・脂質・タンパク質の代謝、酸化還元酵素の補酵素として重要	ペラグラ、皮膚炎、口内炎、神経炎や下痢
パントテン酸（ビタミンB5）	クエン酸回路や脂肪酸のβ酸化、脂質や糖質の代謝などの多くの酵素反応に関与。副腎機能の維持	疲労、食欲不振、便秘、頭痛、動悸、不眠副腎皮質や消化管などの臓器の機能不全
ビタミンB6	アミノ酸の代謝や神経伝達、脂質代謝つわりの軽減	痙攣、てんかん発作、小球性貧血、舌炎、口角炎、結膜炎		通常；２～３mg欠乏時； 10～100mg
ビオチン	脂肪酸合成・アミノ酸代謝・糖新生	食欲不振、吐き気、悪心、うつ症状、皮膚炎、知覚異常、舌炎、
葉酸	造血、DNA・RNA合成	巨赤芽球性貧血、ホモシステイン高値、二分脊椎、無脳症		通常時；240μg 妊婦；480μg
ビタミンB12	赤血球の合成、神経機能の維持	巨赤芽球性貧血、疲労、舌炎、神経障害		通常時；３μg 欠乏時；1500μgを3回に分ける

ビタミンBは単体で摂るよりも何種類かのブレンドで摂った方が効率がいいです。

これ、書くと難しいんですけど、お互いに補酵素として働き合ったりしています
例えば車酔いは神経系に働きかけるのでビタミンB1、B6、両方入れたりとか・・・

肩こり、目の疲れ、疲労回復、肌荒れ・・・

アリナミン何とかは１，６，１２製剤、チョコラ何とかはビタミン１，２，６製剤であるのはこのためです。

例えば葉酸はそのまま葉酸として体に働くのではなくメチル葉酸まで変換されてメチル基を運ぶ、DNA合成、BH4の合成（BH4の説明がまたややこしいんです）などとして働いてくれますがそこまで変換され働いてくれるには亜鉛、ビタミンC、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12が必要になります。

とはいえやっぱりバランスが大事です
例えば・・・

B12と葉酸の両方入っているサプリがあるのですが

普段の食生活からどちらかを多く入れなかったら意味がなかったりもします。

ですので

総合のほかに単体で摂ってバランスをとる必要もあります

iHerbなどの海外製品をせっかく買うのであれば葉酸は必ず天然の葉酸folateを選んでください。folic acidは選ばないでくださいね。葉酸だからといってfolic acidをたくさん入れ過ぎると仇になることがあります（これも別途説明が必要です）

通常言われている一日量は体が正常に動いている場合の最低量（病気にならないための量）ですので何かしら病気を持っていれば通常量よりも多く必要になります。

というよりも一日量で足りる人はいないと思っています。

iHerbでビタミンBを探す