ビタミンCについて-その2-

基本は酸化ストレス対策だと思っています

 

簡単に言っちゃえば病気の多くは、いやほとんどは酸化ストレス。

癌も酸化ストレスが原因といわれています。

そして現代人は多くの酸化ストレスにさらされています。

抗酸化物質の一つがビタミンC

その他にもカルチノイド、ポリフェノール・・・ビタミンE、尿酸も、グルタチオンも・・・ビタミンCなどこのあたりについては別で詳しく書いていこうと思っています。


人間はビタミンCが作れない

哺乳動物のほとんどは自分でビタミンCを作ることができるんです。
作れないのは人間、サル、モルモット、オオコウモリ
 ビタミンCはグルコースを変換させてできるのですが人間にはこの変換酵素がありません。
食べ物で摂ればいいやという考えで、グルコースは他に使うことを考えたわけですね。
例えば人間ならば脳の栄養に使うとか?


対して病気のヤギは・・・

例えばヤギは、健康時には1日14gのビタミンCを自分で作っています。ところが病気になったヤギは、1日100gのビタミンCを作り出して、病気を治そうとしているそうです。犬も一日7gのビタミンCを作っているとか?

つまり病気になったら大量のビタミンCが必要なわけです。


一日に必要なビタミンCの量

成人で約100㎎

といわれていますが、これは

壊血病など病気にならないための最低量

です。
現在のヒトは様々な酸化ストレスにさらされていますし、タバコを吸う人はなおさらです。
つまり、その酸化ストレスの個人の酸化ストレスにさらされる程度によって
必要な量は変わってきます。


ビタミンCの適量は?

人間が一日に摂ってもいいビタミンCの量は?
経口で飲んだうちの3割ぐらいしか吸収されないみたいです。
で、限界が近づくとおなかが緩くなるそうです。
つまり軟便になるかならないかぐらいが適量とも言えます。
大体10gぐらい飲んでその3割だから3gぐらいが限界?


全然足りないので点滴で・・・

何故点滴かといえば、経口で飲んでも3gが限界だそうです。 対して病気の場合はその何倍も必要とします。 例えばうつやアトピーの方には25g、 がんの方には50g以上のビタミンC点滴 をします。


経口では

とは言え毎日、日常的に点滴も行えませんから、通常はサプリメントとなるでしょう


お勧めのビタミンCは・・・ リポソームタイプ 

 

体内で壊れることが少なく長時間停滞してくれます。

味があまりおいしくないので柑橘系のジュース(オレンジやグレープフルーツ) に混ぜて飲むのがお勧めです


少しお高いですがこれが一番のおすすめです。


 他にもありますのであとはこんな感じでよさそうだな?と思ったのを買ってください リポソームビタミンC クリックしてみてください 普通の酸っぱいビタミンCならば例えば風邪をひいたら1時間おきに500~1000㎎飲む感じでいてください
ビタミンC全般の検索はこちら
ビタミンC


高濃度ビタミンC点滴

病気に対するビタミンCという意味では高濃度が必要になります。
そういう意味ではビタミンCを点滴で落とすということになります。
ビタミンC点滴は15g(12.5g)以上やる場合は実施前に溶血検査(G6PD検査)が 必要です。
ですので初回はG6PDの結果を持っていない方は来ていきなりは大量の点滴はできません。
また別で詳しく書いていきますね


歯科治療への応用

自分が思い描く理想の歯周病治療はビタミンCを点滴しながらの 次亜塩素酸水かけながらのスケーリング(歯石除去) 家庭で次亜塩素酸でうがいして乳酸菌摂ってもらって・・・ これが出来たら最高だな・・・ 虫歯も歯周病も対策ばっちりなんじゃね? と妄想するのでした・・・ (とはいえ、虫歯、歯周病は他にも原因があるのですけどね。ここもいずれ書いていきます)

歯肉(歯齦)はコラーゲンの塊りですから、歯周病対策をコラーゲン維持という方向から見ていく意味でもビタミンCはとても大切になります。

その他にも唾液腺は酸化ストレスを受けやすい臓器ですから そのあたりの保護という意味でもビタミンCは 常日頃摂っていってほしいと思っています。


あおい歯科クリニックは削らない虫歯治療のドックベストセメント療法、オーソモレキュラー医学に基づく栄養療法、プロバイオティクス・サプリメント外来・プラセンタ治療、点滴療法、フードアレルギー検査も行っています お口の中から全身の健康を考えるあおい歯科クリニック


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