我々の学生時代に保存修復学という講義でアマルガムの事を習うのですが
アマルガムの利点欠点として
利点
安価である
操作が容易
歯髄刺激性がない
けっこう硬い
欠点
水銀の毒性問題。
審美性が悪い。
咬合力による塑性変形が生じる。
唾液の電解質による腐食が発生する。
とまあ、こんな感じなのですが我々が学生の頃は水俣病は有機水銀だった。
アマルガムは無機水銀だから安全だと教わりました。
近年になり無機水銀も危険だと言われていますがアマルガムは安全だと言い切っている先生方は
この無機水銀だからってのを主張しています。
実際は影響を与えている場所が違ったり、影響を与える形が違っているだけです。
最近は歯科大学でもアマルガムの実習はやらなくなったそうです。
都内の某大学でアマルガムの実習をしていたらその周囲の排水から水銀が出てきて
環境汚染だと怒られてアマルガムの実習はやらなくなったというのが真相らしく危険だからだというわけではないらしいです・・・
アマルガム安全派の方々は環境団体やプロ市民がうるさいだけだと言っていますが
でもちょっと待ってください。環境に悪いものが口の中に入っているわけですよね?
果たして本当に水銀が安全なのか?ですよね?安全ならば水俣会議なんてやらなかったし
水銀フリーのワクチンも出てこなかったし・・・
金の採掘地で体調不良の住民が出てこないですよね?
さて、利点としての追加項目としては水銀と銀も含まれていて殺菌効果が強いんです。
ですので2次カリエスという詰めたところから虫歯になることが少ないんです。
さらに他の材料は縮んで隙間ができてそこから虫歯になるのですがアマルガムは詰めた後膨らんでいきます。なので隙間をしっかり埋めてくれるのでやっぱり2次カリエスが少ないのです。
でもまあ、だからと言って猛毒を口の中にむき出しで入れる事は考えられませんが・・・
さてさて自分の動画をアップすると関連の動画も出てくるんですけどね
https://www.youtube.com/watch?v=fOslNDOuPx8
ある歯科医師の動画・・・タイトルは書いちゃっていいのかな???
私の動画の右横に出てくると思うのでちょっと探してみてくださいm(__)m
無機水銀だから安全だって言ってるし、2次カリエスの問題があるって言ってるし・・・
こういう先生いっぱいいます。
多分9割以上の先生は無機水銀だから安全だと言っちゃうんじゃないかな?
だって大学でそういうふうに習っているんだもん。
だから医科の先生方が知らなくても当然・・・でもこちらから言ったら耳を傾けて欲しい
と思っています。
うつだって、原因不明の体調不良だってアマルガムを代表にする重金属蓄積とそれによるミネラルバランスの崩れが原因かもしれませんので・・・
あおい歯科クリニックはIAOMTのプロトコールに準じたアマルガム除去。
切削量の少ない削らない虫歯治療(ドックベストセメント、カリソルブ)、点滴療法、水素吸引、プラセンタ、プロバイオティクス・サプリメント外来・栄養療法外来も行っています。
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