出典:https://twitter.com/NHK_PRより
チコちゃん、すごいですね
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久しぶりにチコちゃんネタです。と言っても去年の話なんですけどね~(;^ω^)
うん、栄養療法をやっていてすぐに思いつくのは糖質過多、ビタミン、ミネラル、タンパク不足・・・
産後うつとかマタニティーブルーとか言われていて『鉄』が足りないからだ!とかいう人もいますが・・・
でも違っていました。
いや、これも原因のうちにあるとは思うんですけどね?
ママになる時 イライラするのは…
人は群れで生きる動物だから~!
ん?よくわからん・・・
ヒト・・・というか、ホモ・サピエンスは弱いからこそ助け合い、共同で生活していた・・・
対してネアンデルタール人は強すぎたために個別で生活し滅んでいった・・・
つまり、現代の核家族化がイライラを増長させているんでしょうね。でも核家族だとなぜいらいらするの?
いらいらの原因はエストロゲン?
女性は妊娠するとイライラする。
その原因が「エストロゲン」女性の卵巣で生成されるホルモンです。
正確にはエストロゲンも3種類ありまして妊娠中に上がるのはエストリオールになります。妊娠初期から徐々に増え始め、出産時をピークに産後は一気に減少します。
このエストリオールの急激な増加と減少がイライラや不安を増幅させるとみられています。
つまりはホルモンバランスが崩れちゃうって事ですかね?
でもね、エストロゲンが上がるのは妊娠中だけではないですよね?普段の生理のサイクルでもエストロゲンとプロゲステロンが交互に増減しています。妊娠中以外にもエストロゲンが上がりっぱなしっていうのが生理不順につながっていくのですが原因の一つはカンジダ菌です。もう一つは化学物質・・・
なので現在の環境はとっても生理不順になりやすい環境であるって事。
余談でしたね(;^_^A
つまりは急激にエストロゲンがなくなって不安になったときに助けてくれる人がいる・・・Nスぺではアフリカでの共同生活の様子が描かれていましたが日本でも長屋で誰かしら助けてくれる(時代劇だけの話かな?)ジジババと一緒の3世代同居だったから助けてもらえる。などがあったんでしょう
イライラするのはオキシトシンのせい?
「抱擁ホルモン」って言われていますね。ハグするだけでもオキシトシン分泌~~~らしいですね。誰でもいいってわけではないでしょうけど・・・普段からハグすればいい?
オキシトシンの作用
さて、オキシトシンですけど、陣痛を促進させたり、母乳分泌を促したりという作用は知られていましたし、数年前からは金沢大学だったかな?自閉症の子供に応用するという事も記事になりましたね
この発達障害とオキシトシンの関係が話題になったころ、某女史と、いきなりオキシトシン投与したらお母さんびっくりするよね?なんて話をしました。これは発達障害が改善するという意味ではなく効きすぎてハイになる、暴れたりするんじゃないか?という懸念だと思っていました。
あおい歯科クリニックはIAOMTのプロトコールに準じたアマルガム除去。
切削量の少ない削らない虫歯治療(ドックベストセメント、カリソルブ)、点滴療法、水素吸引、プラセンタ、プロバイオティクス・サプリメント外来・栄養療法外来も行っています。
お口の中から全身の健康を考えるあおい歯科クリニック
ヨーロッパでは授乳促進の目的でオキシトシン経鼻剤が使用されていますが、
これを自閉症スペクトラム障害に対して使用することで
対人コミュニケーションの問題などを改善できるのではないかとして
研究が進んでいます。
今回の「チコちゃん」では、1月に放送されたNスペから
このオキシトシンが母親の攻撃性を生む可能性について指摘されました。
愛情を実感させる作用のあるオキシトシンですが、
その一方で出産時や産後において、
育児に非協力的な人を攻撃対象として
イライラを募らせることになります。
産後クライシス
は、夫婦の間に生まれた子供が
2歳までぐらいの時期に離婚が多いという事実を指す言葉ですが
これにオキシトシンが関わっていると考えられています。
この時のNスペでは女性ホルモンのエストロゲンでも
類似の作用があるとしていて、
ヒトという種特有の習性である共同養育がままならない
現代社会ならではの強い不安、孤独感を生み出している可能性を指摘していました。
鈴ノ木ユウさんの漫画「コウノドリ」では
産後うつ
がテーマになっている部分があり、
ドラマ版では高橋メアリージュンさんの演技が絶賛されていました。
産後クライシスは病名ではなく、
産後うつは病名ですので
治療が必要です。
時期も産後クライシスが比較的長い期間で起きるのに対し、
産後うつは産後1カ月前後に起きるという点も違います。
ただ、いずれもオキシトシンやエストロゲンといった
ホルモンが大きく関わっているようで
産後に限った話ではないのでしょうが、
性格や感情といった部分は
こういった体内の物質の影響を無視できないという点を
認識しておく必要があると思います。
体内のある物質が多い、または少ない、
あるいは変動が大きいなどの理由で
性格や感情は変化します。
人格そのもの問題ではないと考えるべきです。
特に産後うつは母子の生命を守るために、
治療を受ける必要があります。