やっと4月分に入りました。このページへのアクセスが群を抜いて多いのですが
口腔カンジダのブログは何度も加筆訂正していきました
加筆訂正を今一度加えさせていただきます。(H.30.5.16)
口腔カンジダ症には3段階あります。
酵母型から真菌が根を生やすものまで・・・
下記記載の次亜塩素酸水は酵母型には効果あります・・・
根を生やしたものだとなかなか大変です。
場合によっては抗真菌剤を使う事もあります。
なので極力抗真菌剤に頼らない、抗真菌剤は最後の手段で使っていきたいという
自分の思いです。
って書くとまたHP広告規制の改正でひっかかっちゃうのかな?
もう何が何だかわからないです(><)
一つ言えるのは次亜塩素酸水だけで治らないこともあるって事
口腔乾燥と免疫力低下が主原因だからそっちも何とかしないといけないって事
唾液腺は酸化ストレスに対してとても弱いです。
なのでこれも何とかしなくちゃいけないって事
あ・・・一つじゃなかったですね(;’∀’)
Contents
まずは基本的な事
カンジダ菌によって引き起こされる病気
倦怠感やふらつき、アレルギーの悪化、アトピー性皮膚炎、胃酸の減少、繰り返す下痢や便秘、過敏性大腸炎、頻尿、尿道炎、膀胱炎、腎炎、慢性鼻炎・喉頭炎・桃腺炎、蓄膿症、関節の不調、発疹やかゆみ、甘いもの中毒、頭痛、化学物質過敏症、酒量の許容量の低下、耳鳴り、視力低下、睡眠障害、うつ様症状、PMS、生理不順、ホルモン異常、多発性のう蝕、難治性の歯周病、口内炎、舌のただれ、口角炎、鼻のわき、首筋のただれ、顔のボツボツ、指の間のグチュグチュ感、爪の変形、フケ 等
カンジダ症の原因
抗生剤の(多量の)使用
アルコール類、カフェインの多飲
着色剤、防腐剤、酸化防止剤などの化学合成物の混入した食物や飲料水
消化酵素不足
非ステロイド系抗炎症薬(イブプロフェン、インドメタシン等)
プレドニゾンのような処方コルチコステロイド
砂糖や炭水化物を精製した食品(クッキー、ケーキ )
清涼飲料水
避妊薬(ピル)
酵母、カビを使った食品(パンはもちろん味噌、醤油、塩麹、糠漬けなど)の摂りすぎ
キシリトールの摂りすぎ
牛乳(カゼイン)
食べ過ぎ(特に動物性たんぱく)
ショートニングなどの悪い油
ミネラル不足(亜鉛、マグネシウム、モリブデンなど)
胃薬(ビオフェルミンを含む)の多用
重金属(水銀化合物のアマルガム)
などが挙げられます。
口腔乾燥が原因・・・
もちろんそれ以外でも原因ありますけど、まず第1に考えなくてはいけないのは口腔乾燥です
薬の服用、特に5種類以上飲むと口腔乾燥のリスクが高まります
また、口呼吸も原因になってきます。
口呼吸によって口の中が乾燥して免疫力や自浄作用が低下するためにカンジダ菌が増殖する。
↓
カンジダ菌が鼻粘膜まで増殖する。
↓
鼻炎を起こす
↓
口呼吸になる
↓
口呼吸によって口の中が乾燥して免疫力や自浄作用が低下するためにカンジダ菌が増殖する。
という悪循環に陥ります
舌の状態をチェックしてください。
地図状舌や正中菱形舌炎というものになります。
この2つはネットで画像を調べてみてくださいね^^
対策1;抗真菌剤の使用
さてこのカンジダ菌をやっつけるのに一般的には抗真菌剤を使う事が多いです。
歯科領域ではフロリードゲルやファンギゾンシロップ、イトリゾール内服液というものを使う事が多いです。
でも・・・根本原因を改善しないままであれば再発と抗真菌剤の使用を繰り返す事になってきます。
そしてそのうち抗真菌剤の効果がなくなってしまう・・・という事になりかねません。
やっぱり上記の原因を取り除いていくのが必須になってきます。
じゃ、今できているのをどうやって退治するか?
ハーブや乳酸菌を使う事が多いですが
口腔カンジダに対して対策のの一つとしてとし高濃度次亜塩素酸水(商品名エピオスウォーター)でうがいをしていくという方法があります。
元々はある歯科医師が抗生剤で歯周病を治そうとしていたらその反動でカンジダ菌だけが口腔内に大量発生してしまい、途方に暮れていた時に次亜塩素酸水でうがいする事をアドバイスされた事が始まりだったそうです。
直接やっつけるかどうかをここに書くと薬機法ってのにひっかかるかもしれないのでかけないのですが、タンパク分解機能というものでバイオフィルムを壊し?壊れやすくして?歯磨きで落としやすくする・・・ここは書いてもいいのかな?
高濃度次亜塩素酸水の詳細はこちら
http://www.aoi-shika.com/epios.html
消費税の関係で若干値上がりしています。
試してみたい!!とお考えの方もいると思いますが
お口の中を最低1回は診させてもらってからの購入になります。
これは医療系では販売品目すべてに当てはまります。
・・・らしいです。
医院で不特定多数に通販を行っているのは(歯科)医師法違反らしいですので・・・
なぜならば実際に診療して『あなたには保健のお薬よりも○○が効果的ですよ』という診断?判断?をつけなければいけませんので・・・
そして私自身は普段の歯磨きに歯磨き粉を使わないでエピオスを使っています。
それとネオステリングリーンという、含嗽液(うがい薬)も使ってます。
週に2~3回ぐらいは歯磨き粉を使いますけどね。
大事なのはこれらを使った後に乳酸菌を入れる事です。
次亜塩素酸水はいわゆる善玉菌も殺してしまいますので口の中は空っぽの状態
カンジダ菌をはじめいわゆる悪玉菌が繁殖を始めるとそっちの方が多くなってしまいますので
乳酸菌で満席にしちゃいましょう^^
こちらが次亜水でうがいする前の細菌培養とうがい後の細菌培養の状態の写真です。
方法は舌などを綿棒で拭って培養するのですが・・・
元々は赤い状態なのですがカンジダ菌がいると白いつぶつぶや黄色い色になっていきます。
でもこの次亜塩素酸水でうがいした後にもう一度ぬぐって培養すると・・・
赤いままかちょっとだけカンジダの反応があるくらいです。
つまりこのエピオスウォーターでうがいすることによって
多くの方はカンジダ菌がいなくなっているか減っています。
すごいでしょ?
口のカンジダ菌が口だけにとどまっている事は考えにくくそこから食道、胃、腸に行ってしまいます。
腸内カンジダは腸の炎症を引き起こしそこから上記症状がでてきます。
カンジダ菌は全部いなくなってしまうと他の菌がはびこってしまいますから全滅させるのは駄目です。話によるとビタミンBの生成に役立っているとか?
これでうがいする事の欠点としては善玉菌まで殺菌してしまう(らしい)事でして
そこに乳酸菌をいれてカンジダ菌、虫歯菌、歯周病菌の入る余裕をなくしてしまおうという考えです。
さてカンジダの症状として気になっているのが多発性の齲蝕(虫歯)です。
今回検査をさせてもらった方々は口角が切れている人、歯肉が腫れている人、舌の状態が悪い人、そして虫歯が沢山ある人なんですけど、カンジダと虫歯って因果関係が大いにありと感じました。
それと症状的に副腎疲労症候群を疑われる人、副腎疲労の方で血液検査などでもカンジダがありそうな人も口腔カンジダの検査をやったのですがこちらは意外な事に陰性から偽陽性程度の反応しかありませんでした。この説明がなかなかつかないので困っています・・・
カンジダとむし歯の関係は説明がつきそうな気がしますのでまた改めてブログにしたいと思います。
最後に大事な事として・・・
カンジダ菌退治は全滅させるのではなく少なくする、あくまで人体に影響がなくなるまで少なくするのです。ぜんぶやっつけるのではありません。
それと次亜塩素酸水でのうがいは他のメーカーのものはお勧めしていません。
自分で使ったことがありませんので保証できませんし、ある次亜塩素酸水はかえって歯周病を悪化させるなんて事も耳にしてますので・・・
さらに言えばエピオスウォーターを正しく使わなければ他の細菌感染も起こしかねませんので
この辺り、気を付けてくださいm(__)m
そうそう、このカンジダ検査をした際にもう一個検査をする条件があったのですが
全ての人に見事にカンジダ菌が出てきました。それもほとんどの人が強陽性でした。
母体数が少ないのでもう少し集めてみてみます。
これはセミナーでお話しできるといいな~~と思っています。
カンジダ症はうつ、アトピー性皮膚炎をはじめ様々な病気の原因になりえます
もちろん虫歯、歯周病の原因になります。
カンジダコントロールをしていく事によって健康を取り戻せる可能性があります。
あおい歯科クリニックはカンジダ菌へのアプローチも行っています。切削量の少ない虫歯治療の3Mix法、海外のホワイトニングシステム、オーソモレキュラー医学に基づく栄養療法、プロバイオティクス・サプリメント外来・プラセンタ治療、点滴療法、金属アレルギー検査、フードアレルギー検査等を行っています
副腎疲労症候群、慢性疲労症候群、カンジダ症、セリアック病、ノンセリアック病、リーキーガット症候群などでお困りの方もご相談ください。
お口の中から全身の健康を考えるあおい歯科クリニック