前回のお話と被るところが出るのですが・・・
貧血も鉄欠乏だけではなく色々種類があります。
鉄欠乏に関しては原因が食事なのか炎症なのか出ていく量が多いのか?
というところを探さなければいけません。闇雲に鉄剤出すべきじゃないと思っています。
実際に鉄剤出さなきゃいけない症例って少ないと思います。
まあ、鉄サプリ出すほうが手っ取り早いんですけどね・・・
鉄欠乏ではない貧血の一つに大球性貧血(巨赤芽球性貧血)があります
これは赤血球のサイズが通常よりも大きくなってしまったもので・・・というか、ここから成熟してサイズが小さくなっていくのです。これは葉酸不足やVB12不足で起きてきます。
このあたり食事が偏食であったりベジタリアン、肉タリアンだったりするとこの可能性が出てくる気がします。それと前回も書きましたが唾液と胃酸と膵液が大事です。
さて、大球性貧血を手っ取り早く治すにはB12注射です。
ビタミンB12も実は4種類あります。
コバラミンの種類 | 化学式 |
メチルコバラミン | C63H91CoN13O14P |
アデノシルコバラミン | C72H100CoN18O17P |
ヒドロキソコバラミン | C64H93CoN13O17P |
シアノコバラミン | C63H88CoN14O14P |
それぞれ役割があるのですけど、それは今度のセミナーでお話していこうと思っています。
コバラミンというだけあってコバルトが必要なのですけど実はリチウムが大事。
リチウムがB12を運ぶのです。
リチウムの話もしちゃうかもしれません。リチウム、けっこう大事ですよ~
欠乏症では鬱症状が出ますから
鉄は体内で色々な役割を果たしていますから決して不足でいいとかとは言っていません。
栄養療法、栄養カウンセリングとかをやっていく場合って、その原因を考えると色々なことを考えることができるので、単純に鉄剤出しておしまいってのはもったいないと思っています。
と、いう事でセミナーのお知らせです。
鉄は大事だよ~~どんどん摂ってね~~っていうお話は多いと思いますが
鉄は慎重に摂ってね~~っていうのは少ないと思います。
鉄のお話、8000円でできるのは今回まで。次回からは値上がりします。同時に次回いつやるのやら・・・って感じでして、ほかにもいろいろお話したいことがあるのでまたしばらくやらないかもしれません。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01cd4f1018v2v.html
鉄不足だけではない貧血のお話ー4回目ー |
あおい歯科クリニックはIAOMTのプロトコールに準じたアマルガム除去。
切削量の少ない削らない虫歯治療(ドックベストセメント、カリソルブ)、点滴療法、水素吸引、プラセンタ、プロバイオティクス・サプリメント外来・栄養療法外来も行っています。
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