貧血対策セミナー第4回目を行おうと思います。8000円でやるのはこれが最後になります。
- 気になる方はぜひご参加ください<m(__)m>
-
鉄不足だけではない貧血のお話ー4回目ー
2019/3/3(日) 10:30~2019/3/3(日) 16:00
ドクターズテーブル/代官山クリニック
詳細はこちら
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01cd4f1018v2v.html
大球性貧血というのをごぞんじですか?
これは赤血球が通常サイズより大きくなってしまうのもでビタミンB12や葉酸が不足しているときに起こります。血液検査でMCVというところがそれにあたります。よく内科でメチコバールが注射もしくは内服で出されますが注射に比べて内服の方が量的にたくさん出されます。理由は飲むだけではあんまり吸収されないから。ビタミンB12は肉などのタンパク質に含まれています。
胃酸でタンパク質とB12に分解されてしまうのですがそこで分解されたB12を
守ってくれるのが唾液のハプトコリンと胃の内因子になります。
唾液と胃酸がないと貧血になる
つまりこう
よく噛んで食べる事によって唾液がいっぱい出ます。
唾液にはハプトコリンが入っています。
その後に飲み込んで胃に送られます。
胃では胃液(ペプシン)によってタンパク質とビタミンB12に分離します。
このままB12のままですと胃液によって分解されてしまうのでここでハプトコリンと
くっついて分解を防ぎます。
次に十二指腸に送られます。
ここでは膵液によってハプトコリンと分離されるのですが
今度は胃液の内因子と結合して分解しないようになります。
内因子と結合したビタミンB12は小腸へ送られ栄養となっていきます。
よく噛んで食べよう
ビタミンB12の主な供給源は動物性のタンパク質です。
さて肉などをよく噛まないで食べた場合は塊が大きいまま胃へと送られる事になります。
唾液にはタンパク質の消化酵素は入っていないのですが
よく噛んで細かくする事で食隗の表面積が大きくなり
胃液の効果が高まります。
つまりよく噛まないで食べるという事は未消化部分が出てくる可能性が高くなってきます。
未消化なまま小腸へ送られることによって腸の炎症、脳へのダメージが起こってきます。
そしてタンパク質不足(アミノ酸不足)よりヘモグロビンの原料も少なくなって貧血につながる可能性があります。
これらが原因で貧血症状があったとすればもちろんサプリメントで補えばB12不足による貧血症状は改善されるかもしれませんが根本解決ではありませんよね?
鉄のサプリを飲んでも貧血症状が解決されないのはヘム(鉄)不足ではなくグロビン不足かもしれませんし銅がうまく活用されていないのかもしれません。銅の話は近いうちにしますね。
鉄のサプリが嫌いな理由も近いうちにします。
ビタミンB12不足は末梢神経へのダメージへ繋がりますので瞼の痙攣や耳鳴りに繋がってきます。聴覚過敏症(メニエール病)なども実は咬み合せ・・・というよりもよく噛まない、咬めない事が一因にあるかもしれませんね
今の世の中はファストフードに代表されるような柔らかい食べ物が多く咀嚼の回数もかなり減っています。これらが顎の成長を妨げ咬み合せが悪くなり余計に咬めない状態を作り出しています。自閉症の子供たちは音に敏感な事が多いらしいのですがもしかすると少なからずこの咬み合せと咬む行為というのが関係している様な気がします。
この辺りは一歯科医師の力では調べようがありませんが・・・(>_<)
食べる物もとても大事ですがしっかり咬む、咬める状態にするというのも同じくらい大事なものだと思っています。昔から30回咬んでから飲み込みなさいと言われていましたがこういう理由からだったんでしょうね、多分・・・(^^ゞ
と、いう事で鉄のお話をガッツリ?セミナーでやっていこうと思います。
-
-
鉄不足だけではない貧血のお話ー4回目ー
2019/3/3(日) 10:30~2019/3/3(日) 16:00
ドクターズテーブル/代官山クリニック
詳細はこちら
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01cd4f1018v2v.html
-
あおい歯科クリニックはIAOMTのプロトコールに準じたアマルガム除去。
切削量の少ない削らない虫歯治療(ドックベストセメント、カリソルブ)、点滴療法、水素吸引、
プラセンタ、プロバイオティクス・サプリメント外来・栄養療法外来も行っています。
お口の中から全身の健康を考えるあおい歯科クリニック