ここで忘れてはいけないのがダーウィンの進化論。
環境適応と進化
適応できなかった人種は絶滅してそして適応するために進化していったと考えれば肉食だけの人種は滅びてしまったんですよ。そもそも肉食だけの人類がいたのか?次回書いていけるかな?
ホモ・サピエンスの場合は世界中に拡散していくとその土地で環境に適応していったんでしょうね。
ホモ・サピエンスはそれまでのヒトとは全く違っています。
温暖な土地ではアーモンドなどのナッツ類を食べ、果物も栄養として取り入れていったわけです。
これも参考になると思います
http://www.kahaku.go.jp/special/past/japanese/ipix/index.htmlそれと
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E3%81%AE%E9%80%B2%E5%8C%96
wikipediaより転載
現代人と「偉大な飛躍」論争
5万から4万年前まで、石器の使用は徐々に進歩したと思われる。おのおのの段階(ハビリス、エルガスター、ネアンデルタール)は前の段階よりも高いレベルで始まり、後退したことはなかった。しかし一つの段階の中の技術の進歩は遅かった。言い換えると、これらの種は文化的に保守的だった。しかし、5万年前以降、現生人類の文化は明らかに大きな速度で変わり始めた。『人間はどこまでチンパンジーか?』の著者ジャレド・ダイアモンドや他の人類学者はこれを「大躍進」と描写する。
現代の人間は丁寧に死者を埋葬し、隠れ家で衣類を作り、高度な狩猟技術をあみだし(穴を罠として使う、崖に動物を追い詰めるなど)、洞窟壁画を描き出した[87]。この文化の変化のスピードアップは、現生人類、つまりホモ・サピエンスの誕生とその習性に関係しているようにみえる。集団の文化が進むと、異なる集団は既存の技術に新しい知識を取り入れる。釣り針、ボタンと骨製の針のような5万年以前は存在しなかった人工物は異なる人類の集団間の差異を示唆する。一般的にネアンデルターレンシスの集団は同時代の他のネアンデルターレンシス集団と同じような技術を用いていた。
理論的には現代の人間行動は次の4つの能力を含む:
抽象思考(具体的な例に依存しない概念)
計画(さらなるゴールを目指すためのステップを考える)
発想力(新たな解決法を見つける)
記号的な行動(儀式や偶像)
人類学者は現代的行動の具体例に以下を含める:
道具の専門化
宝石の使用や洞窟壁画のようなイメージの使用
居住空間の整備
副葬品を伴う埋葬のような儀式
専門的な狩猟技術
厳しい環境への進出
貿易ネットワークの構築
火の使用と農耕革命と言われる時代を経て今に至っているわけですね
但し、ホモ・エレクトスは200万年近く存在しホモ・サピエンスはまだ10万年(2018年現在では30万年前といわれています)程度しか続いていないって事も考えなくてはいけませんね。この50年で食生活は激変しています。近い将来人類そのものが絶滅してしまうかもしれませんね?
結論としてはですね、人間は環境に適応しながら生きてきていた。但し食を含めた今の環境の変化にはついていけてないと感じています。肉食を勧めるのもいいですけどそれならば当時と同じように生肉をほおばり、骨髄をすする生活を勧めるべきでいわゆる筋肉部分だけを加熱して食べさせるのは違うんじゃないかと思っています。ましてやハム、ベーコン、ソーセージなどを勧めるのは違うんじゃないの?と思うのです。
サルとヒトには大きな隔たりがあってここはミッシングリンクという言葉も使われていますね?
民俗学?的に考えた場合
よく例に出されるのがエスキモーやアボリジニー
アボリジニの方々はアボリジニフードと言われていて砂糖を摂らずに木の実や芋虫を主食にしているって・・・
まあ、いいんですけどね、じゃあ、そう言っているあなた方も同じ食事してみなさいって話でしてね
それこそ先祖のホモ・エレクトス(原人)は肉食だったって言うならば生肉と骨を食べてごらんなさいっていう話なんですよ。
エスキモーの方々は生肉しか?食べていないっていうのもね、EPA・DHAをしっかり摂っているってのは賛成ですけど日本人だって青魚をしっかり食べればいいわけでしてね。
生肉中心で穀類は食べないってのは氷だらけのところで植物は育たないし加熱の調理だって大変だろうしね?なのでできないって事もあるし、そもそもですけどエスキモーは黄色人種な事も原因にある気もします。緯度が高いので紫外線をうまく活用できない、作物を育てられる環境じゃない、そうすると肉を加熱することによってビタミンが失われる可能性がある。なので生で食べている。こういう理由があると思います。長年培った生活の知恵だと思うんです。例えば焼き魚に大根おろしっていうのだって生活の知恵ですよね?対して北欧の方々はまず体が大きいですね。これは体表面積が小さくなるので熱の放散が少なくなるためらしいです。
ちょっと横道にそれちゃいました。
北欧の方々はアングロサクソンでもゲルマンでも北欧族でも一人民族大移動(40代後半以降の人ははず)知っている人はでもなんでもいいんですけど???
色が白いですよね?
これによって少ない日光の量でもしっかりと皮膚の奥まで紫外線を取り入れてビタミンDを作ることが出来る。また小麦程度なら作物が出来る、牛に雑草を食べさせておけば乳製品を作ることが出来る。
人間(ホモ・サピエンス)は今の時代まで進化と淘汰されながら10万年も(今までのヒト族とすれば“だけ”)生き続けてきました。
世界中に広がった時にそれぞれの環境に適応するように生きてきたのだと思います。
ですのでここに肉食だ~~、糖質制限だ~~を入れてくるのはおかしいと思っています。
炭水化物ぐらいしか消化能力がない人に肉食を勧めたら体がおかしくなってしまいますし、基礎代謝力が大きい人に肉食を控えさせたら動けなくなってしまいますし、それぞれに合った食事というものがあるはずなんですね。但し、今の時代は人間が食の変化に追いついていないと思いますし不自然な変化ですよね?
私は過度の糖質制限は推奨していませんが砂糖、小麦、乳製品は控えるように言っています。小麦も100年前の小麦とは全然違いますから。肉にしたってホルモン漬けの牛肉、ヒ素たっぷりの鶏肉じゃあね?糖質制限ではないですけれども今の世の中はちょっと気を抜くと糖質過多の食生活になりますし(ラーメンとかつ丼とか、焼きそばパンなんて炭水化物の塊・・・てか小麦の塊ですしね?)そういう意味では糖質の摂取量に気を使うのは必要だと思います。
そして遺伝子組み換え、農薬、化学肥料、ホルモン剤を大量に使った食品が作られ売られ食している方が問題だと思っています。
歯科医師としての考え
人間の歯の形態からすればやっぱり雑食なんですよ。
それも肉も食べる雑食と考えて方がよさそうです。
肉食ならば奥歯まで犬歯の形をしていなければおかしいですし、草食ならば前歯は門歯という形のはずですので。
前歯、犬歯、臼歯の歯並びになっているのが人間が雑食である事の証拠と持っています。
その中で肉も食べるという事でして、肉を食べやすい環境・・・というよりも農耕をしにくい環境のヒトが肉食を多していったのだと考えた方が自然な気がします。
噛んで引きちぎって、強力な胃酸で溶かすってのはできないみたいですし、糖新生だってそれほど毛力が高いわけではない。
ヒヒやチンパンジーも肉を食べますがごく稀ですよね。、
唾液の成分が炭水化物を分解するアミラーゼが入っていることからも決して肉食ではないと思っています。この辺りは歯科医師であればほとんどの方がそう思っているのではないでしょうか?
ビタミンCを体内で作らなくなったって事も決して肉食が中心ではない事も証拠と思います。
まだ続きます・・・
あおい歯科クリニックはIAOMTのプロトコールに準じたアマルガム除去。
切削量の少ない削らない虫歯治療(ドックベストセメント、カリソルブ)、点滴療法、水素吸引、
プラセンタ、プロバイオティクス・サプリメント外来・栄養療法外来も行っています。
お口の中から全身の健康を考えるあおい歯科クリニック