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まずはノーベル賞受賞おめでとうございます
読売新聞2018.10.2より
研究発表が1992年
オプジーボが製品化されたのが2014年
やっとの事で、ノーベル賞受賞でした
まあ、元々ノーベル賞って過去の研究をやっと認めてくれる感が強い賞なので仕方ないといえば仕方がない
製品化されてから4年ですからここは早いですね
今までのがん治療
癌治療には
外科的な切除
薬による化学療法
重粒子線などによる放射線治療
これらを単体もしくは組み合わせて行っていくわけですけど、
ここに第4に方法として免疫療法が認められたって感じですかね?
免疫療法は以前からある
免疫療法は古くからあります。有名な丸山ワクチン・・・
元々は癌治療が目的ではなかったけど皮膚結核、ハンセン病の患者に癌が少ない・・・
論理的につなげていくと癌にも効くはずって感じ?
考え方としては免疫力を上げて癌と一緒に延命していく・・・
終末をいかに過ごしていくか?というものなのかな?
QOLとかそのあたりも考えると・・・
因みに将棋指しが丸山ワクチンっていうと違う意味になります(;^_^A
詳細はwikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B8%E5%B1%B1%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3
認可された免疫療法としてはクレスチンやピシバニールがあるのですが何故かいまだに丸山ワクチンだけは認可されない状態ですね。今年になって大規模な治験がまた始まったようですけど。
丸山ワクチンの事はまた後程
第4のがん治療法として・・・
免疫を上げることががん対策であることは間違いないのですけど投薬している割には効果がいまいち・・・
何故だろうって考えた時に・・・
免疫細胞は自ら攻撃するのを防止するPD-1というブレーキ機能を持っている
癌細胞はここに作用してこのPD-1と結合して(ブレーキを踏んで)免疫の効き目を弱めていることを発見
悟空が尻尾をつかまれると力が入らなくなるようなもの?
なのでここに阻害薬として働かせてPD-1とくっつかないようにして免疫を十分効かせましょうという考えです。
なるほどです。
http://www.immunooncology.jp/medical/basic/immune-checkpoint-inhibitor.html
もうちょっと詳しく書くとT細胞ががん細胞を攻撃し続けると疲れてきてもうだめだ~~ってなった時に出すのがPD-1らしく、ここにつけこむのががん細胞です。なので疲れた様子を見せないって事なんでしょうかな?ちょっと考えると向精神薬に似たことをやっている気がしますが
それは考えすぎ?
つまり・・・
このブレーキを外してT細胞の免疫力を回復させがん細胞への攻撃を助ける治療薬がオプジーボというものです。
読売新聞2018.10.2より
オプジーボについてはここに色々書かれていますので参考にするといいと思います。
https://www.ono-oncology.jp/contents/patient/opdivo_about/01.html
実は対象となる癌の種類もまだ限定的です。
肺がん、悪性黒色腫、腎細胞が主な対象ですかね?肝がんも対象か・・・
なので決して夢の治療薬でも癌の万能薬でもないですし、とにかく高い。開発当初は年間3500万円かかっていましたが今でもかなりの額が使われています。
肺がんっていえばジョン・ウェイン!!
ネバダ州やらそこいら核実験場で撮影しまくってましたからね~~・・・
高須クリニック高須院長もツイート?していたらしいですが選択肢の一つと考えたほうがいいですし、高須院長は間質性肺炎になりたくないから現時点では考えていないと・・・
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12144-340205/
意外と多い副作用
オプジーボの対象となる癌は主に、肺がん、悪性黒色腫(皮膚がんの一部)、腎細胞がんですけど、副作用が結構多いんです、30%ぐらいでしたっけ?
間質性肺疾患、重症筋無力症、筋炎、大腸炎、重度の下痢、1型糖尿病(劇症1型糖尿病を含む)、肝機能障害、肝炎、甲状腺機能障害、神経障害、腎障害、副腎障害、脳炎、重度の皮膚障害、静脈血栓塞栓症、
それにしてもこのオプジーボの副作用が肺炎って・・・(;^ω^)
肺がん治すために肺炎になったら意味ないじゃん(-_-;)
個人的にはこの副作用って、T細胞に盾を持たせることによってかえって暴れてるせいじゃないか?
と思ってます。自制がきかない状態?
本来ならばT細胞に盾を持たせるんじゃなくて癌細胞がブレーキを踏めない状態にしなくちゃいけないんじゃない?と思うんですけど?
癌にならない身体にするのが先じゃね?
癌になったら・・・じゃなくて癌にならないようにしましょう
って方がいいんじゃないかと思うのですけど?
自分の栄養療法的では免疫を上げよう、邪魔するものを取り除こうという考えですから、
活性酸素の除去と活性酸素を作る原因を避けるっとことです。
PD-1の発見という事自体は素晴らしと思うのですけど使い方が違ったんじゃないかな?
と思っています。
歯科でいえば虫歯になったのをやっつけるのではなくて一次予防というやつで虫歯にならないように気を付けましょう
って事、甘いものを控えて歯磨きしっかりして、フッ素を塗って・・・
(これが正しいかどうかは別ですけれども)
栄養療法的には虫歯の発生機序は大学で習うものとは違っています。
ここも本庶先生の言う痛がってかかれですね。
やっぱりミトコンドリア
発癌の仕組みとしてはやっぱりミトコンドリアというところが大きいらしく、であればミトコンドリア機能を上げていく対策
ミトコンドリア機能を上げる、下げないという事をやっていくべきだと思います
サプリではビタミンC、VD、ポリフェノール、水素
ビタミンB、CoQ10,アルファリポ酸・・・
などなどいろいろ対策していっているわけです。
邪魔するもの⇒睡眠、活性酸素対策、加工食品、排気ガス、重金属、化学物質・・・
数えだしたらきりがないのですけど(;^_^A
活性酸素とミトコンドリアの話も別でしないとだめですね。
お勧めは色々あるけどまずはCoQ10
とりあえずはミトコンドリアといえばCoQ10です。
PQQ入りがお勧め
今年はPQQの年だよと言い続けて2年・・・
ブームになってませんが(;^_^A
丸山ワクチンにもっと光を・・・
何故だか不当な扱いを受けてきている丸山ワクチンですけど、薬価はさほど高くないですし
自費治療になっちゃうのかな?副作用もほとんどないですし、このワクチンも普通の抗がん剤とは考え方が違います。
丸山ワクチンの4つの特長について述べておきましょう。
(1)副作用がほとんどない
(2)延命効果がみられる
(3)自覚症状の改善が図れる
(4)ガン腫の増殖が抑えられる
http://vaccine.nms.ac.jp/general/index01.html
日本医科大学のHPには詳しく書いてあります。
さすが日医大!!
丸山先生の出身大学ですからね
こういうNPO法人もあります
今回のノーベル賞・・・
化学賞は酵素とか、ペプチドとか?
酵素やウイルスを利用して目的のタンパク質を得るための方法を確立しました。この方法により、「グリーンケミカル」と呼ばれる環境にやさしい化学工業が発展し、新しい医薬品やバイオ燃料の製造に進展があったと評価されました。とのこと
物理学賞は光ピンセット・・・
最近のノーベル賞は商業的な臭いがプンプンしますね。
基本、ノーベル賞なって物理、化学、生理学・医学がメインで
他は政治的な意向が強いですしね?
文学賞なんて外人が読んで日本語の独特な言い回しがわかるのか?って感じです
ノーベル賞のメダルの図柄
ところでノーベル賞のメダルの図柄って違うの知ってます?
落としどころがわからなくなってしまいましたのでこのあたりで失礼します<m(__)m>
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