水銀の話題が増えてきたなぁ

2013.5.17のブログです。大学では水銀化合物のアマルガムは水俣病の原因となった有機水銀と違い、無機水銀だし化合物になれば安定すると教わりました。現実は全然違うんですよね~・・・


わたくしが勉強させていただいている栄養医学研究所の記事でございます。

https://www.youtube.com/watch?v=qYkFtprJorg
今やいたるところで水銀についての情報が出始めているような気がします。
水俣病という甚大な被害を経験しておきながら日本は水銀に対しての
認識が(わざとかと思うくらいに)甘いというか情報操作されている気がします。
この記事を読んで大丈夫だから取らない、保険の安い方法で取ると思えばそれもよし危険な気がするから診てほしいというのならば喜んでお手伝いいたします。

以下、栄養医学研究所の記事でございます。
https://www.youtube.com/watch?v=qYkFtprJorg

水銀には大きく分けて以下の2つの種類があります。

①有機水銀化合物

炭素を含んだ化合物(エチル水銀、メチル水銀)で、農薬(現在では使用が禁止になっている)や三種混合ワクチン、日本脳炎ワクチン、インフルエンザワクチン、B型肝炎ワクチンの防腐剤(チメロサール:エチル水銀チオサリチル酸ナトリウム)として使用されています。非常に毒性が強く、特に脳(神経中枢)に対する毒性は強く、水俣病の原因にもなった物質です。90%は腸などの消化器から吸収され脳に蓄積しやすい。

②無機水銀化合物

自然界に存在するものが多いですが、硫黄加工や精錬などの過程でも作り出されるものもあります。また、アマルガム(虫歯の治療で使用される銀色の詰め物。ただし、現在ではほとんど使用されていない)で使用される水銀があります。有機水銀化合物に比べ毒性は低いですが、無機水銀化合物が厄介なのは微生物や人間の体内でも有毒な有機水銀化合物に変わってしまうことです。腸などの消化器からの吸収はわずか5%ほどで、多くは肺などから吸収され、血液中のヘモグロビンなどと結合します。

水銀による身体への影響

体内の水銀蓄積量が多くなると以下のような症状が現れます。
1、 呼吸障害
2、 奇形児
3、 脳の損傷
4、 中枢神経系統の障害
また、水銀中毒の最初に現れる体の変化として、不眠症、目まい、疲労、居眠り、虚弱、吐気、食欲減退、記憶障害、神経過敏、頭痛、皮膚炎、無感覚、および、唇と足のうずき、感情不安定、そして、腎臓の機能障害が報告されています。
水銀中毒の段階が進むと、歯の損失、不随運動(勝手に手足の筋肉が動く)、感情の激しい乱れ(錯乱)、腎不全にいたる場合があります。
甲状腺機能低下の症状に注意
水銀の蓄積が高く、セレニウムの濃度が低い状態の場合には、甲状腺の働きが低下する甲状腺機能低下の傾向が現れることがあります。これは水銀によって甲状腺ホルモンの生産が低下するためです。代謝が低下する背景によって無力感、皮膚の乾燥、発汗減少、便秘、体重増加、体温低下などの症状がある場合には、甲状腺の専門医師に診察していただくことをお勧めします。

水銀蓄積の原因

・何故体内に水銀があるのか?
日本人は、魚をよく食べるため、体内水銀濃度が高い民族とされてきました。しかし、最近になって、魚だけによるものではないことが欧米の研究によってわかってきました。その最大の理由としては、歯の治療です。虫歯などの治療で歯に詰められるアマルガムと言う物質には水銀が含まれています。このアマルガム中の水銀は比較的毒性の低い無機水銀化合物ですが、魚に含まれる水銀と同様、体内で毒性の強い有機水銀に変化します。
https://www.youtube.com/watch?v=qYkFtprJorg
歯科治療で使用されるアマルガムは、常温(32-35℃)でも蒸発しますが、硬いものを食
べたり、熱いものを飲んだりすることによって、蒸発した水銀が呼吸する空気を一緒に肺
から吸収されます。この時点では、肺から吸収された水銀は無機水銀ですが、1部は体内
で化学変化をして有毒な有機水銀に変化します。また、日本でもワクチンの防腐剤として
使用されているチメロサールには有機水銀が含まれており、日本脳炎、ジフテリア、破傷
風、百日咳、インフルエンザB型、B型肝炎ウィルスの各ワクチンで使用されています。
米国では小児自閉症が増加したのは、チメロサールが含まれるワクチンを接種したことが
原因ではないかと言う報告があります。このほか、チメロサールはRh血液型マイナスの女
性がRh血液型プラスの胎児を妊娠した場合の流産を防止するためのワクチンにも使用され
ています。

また、マグロやサワラなどの回遊大型魚に蓄積した水銀が、人の体内水銀蓄積量に関係が
あることが、厚生労働省からも公表され、この種類の魚には十分注意するようなガイドラ
インが出されています。魚に含まれる水銀は、もともと地球上に自然に存在する無機水銀
化合物を、魚がえさとするプランクトンや微生物によって有機水銀化合物にされたもので、
それを食べた中型、大型の魚には有機水銀化合物が多くなります。体内水銀蓄積量が高い
原因にはこのような背景が関係している可能性もあります。
このほか考えられる理由は、ペンキ、電気器具、電池、殺菌剤、螢光灯、石油製品のほか、殺菌の目的で使用混入されている化粧品、毛染料も考えられます。

・改善方法

初期段階の場合には、水銀解毒作用の高いシステインおよびメチオニン、セレン、解毒作用を助けるためのビタミンCおよびEの摂取が効果的です。システインとメチオニンはアミノ酸で、ニンニク、タマネギ、赤身肉やワインビネガーに多く含まれています。システインの合成のためには、ビタミンB6が必須です。
この他、リポ酸やリンゴに含まれるペクチンにも解毒作用があります。これらのビタミン、アミノ酸などを積極的に摂取するとともに、もし歯にアマルガムを詰めているよう
であれば1度歯科医に相談することをお勧めします。水銀は常温(約32℃)でも蒸発する性質を持っていますので、アマルガムを削除する場合には削ったアマルガムを吸引することのない安全な方法による削除をお願いすることを強くお勧めします。


あおい歯科クリニックはIAOMTのプロトコールに準じたアマルガム除去。
切削量の少ない削らない虫歯治療(ドックベストセメント、カリソルブ)、点滴療法、水素吸引、プラセンタ、プロバイオティクス・サプリメント外来・栄養療法外来も行っています。
お口の中から全身の健康を考えるあおい歯科クリニック


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